

原因不明の不妊



不妊の原因が特定できない場合
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原因不明の不妊が,生殖毒をもたらす環境ホルモンと呼ばれるダイオキシン類などによるものかも知れないと思われる方に!
この特集の情報を得たとしても,過度に不安になる必要はありません。
それは,個人のレベルにおいても食生活の上でダイオキシン類を取り除く手立てや,排泄させる手立てがあるからです。
本内容は重要度が高いのでよく読まれることをおすすめします。 |
内分泌撹乱物質の生殖毒
「生殖毒」とはいったい何なのでしょうか?
生殖毒とは,農薬やダイオキシン類などが体内に入って正常なホルモンをかく乱させ,流産や精子数の減少といった,生殖異常を引き起こす毒のことを意味しています。
次の内容に注目して下さい。
▼文献:厚生労働省,厚生労働科学研究より抜粋
| (抜粋1) |
ダイオキシン類は,妊娠率の低下,出生仔の低体重及び性周期の変調などの影響を与える。ラットを用いた3世代実験では,その影響はF0世代では0.1μg/kg/dayで,F1及びF2世代では0.01μg/kg/dayでみられている。
アカゲザルでは,5ng/kg,25ng/kgの2,3,7,8-TCDDを含む飼料で4年間飼育したとき,それぞれ71%,86%の子宮内膜症がみられた。 |
| (抜粋2) |
発生過程において,2,3,7,8-TCDDは酵素の誘導や,成長因子,ホルモンおよびそれらの受容体への影響を通して,通常のホメオスタシスとホルモンバランスを変化させ,内分泌の撹乱因子として,組織特異的,発生段階特異的,時期特異的な作用を及ぼしていると考えられる。 |
文献なので少しばかり難しいとは思いますが,要約しますと,「内分泌撹乱物質の中のダイオキシン類による動物実験の結果,生理不順・子宮内膜症・妊娠率の低下・産まれたばかりの赤ちゃんに低体重がみられる」ということです。
この生殖毒をもたらすものはダイオキシン類ばかりではありません。近年,環境ホルモンとして話題になった「内分泌撹乱物質」のすべてが危ないのです。
1993年頃からですが,アメリカで乳ガン細胞の研究をしていたグループが,プラスチック製の試験管を用い実験した場合,ガン細胞が予想以上の増殖を起こすことに気づきました。そこで,試験管から溶出する物質に注目し原因の追跡がはじまったのです。
その結果,ノニルフェノール(注1)という化合物が浮上してきました。この物質を添加した水槽に魚を入れ飼育すると,雄の卵黄タンパクが増加し雌化が起こり,女性ホルモンに似た作用を及ぼすことがわかりました。
その後,同様な物質としてビスフェノールA(注2)がみつかりました。魚だけではありません。フタル酸エステル(注3)の一種ブチルベンジルフタテレートを妊娠中のネズミに投与したところ,生まれた雄に精巣萎縮,精子数の減少などが観察されています。
どうやら,これらの内分泌撹乱物質は,ホルモンもどきの化合物としてホルモン受容体に作用し,生殖系に影響を与えているようなのです。
ノニルフェノール(注1)
室温では無色ないしは淡黄色の粘性の液体で淡いフェノール臭を有する物質で,界面活性剤,エチルセルロースの安定剤,油溶性フェノール樹脂,エステル類,マンニッヒ塩基などの窒素を含む中間物の合成原料,殺虫剤,殺菌剤,防かび剤,洗剤,油性ワニス,ゴム助剤及び加硫促進剤,石油系製品の酸化防止剤及び腐食防止剤並びに石油類のスラッジ生成防止剤等に用いられる。界面活性剤の分解生成物として生じることもある。
ビスフェノールA(注2)
ポリカーボネートなどのプラスチック材料や塩ビ製品の添加剤として大量に生産されている工業製品。生体内でホルモンに似た働きをして生物の生殖機能などを乱す内分泌撹乱物質(環境ホルモン)の疑いが濃いとされる。
フタル酸エステル(注3)
化粧品,玩具,洗剤,溶媒,潤滑剤,ビニール床材まで,ありとあらゆる製品に使われている。特に重病にかかった男子乳児が治療を受ける間にビニール製の医療用品に接した場合,生殖器官に障害を受ける可能性があるとして,米国政府の専門家委員会は「深刻な懸念」を表明している。 |
内分泌撹乱物質の混入されている製品例
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[1]
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農薬・防腐剤・除草剤 (農薬の混入が最も多い!) |
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[2]
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有機塩素系の殺虫剤 |
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[3]
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シロアリ駆除剤・木材処理剤 |
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[4]
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界面活性剤(合成洗剤やラップの添加剤,インク,ニスなどに混入) |
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[5]
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ポリカーボネイト樹脂(食器や哺乳瓶に使用) |
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[6]
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可塑剤(赤ちゃんのおもちゃ用プラスチックに使用) |
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[7]
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ダイオキシン類(ゴミ焼却施設などより発生) |
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[8]
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トリブチル錫(船底の塗料・魚網防護剤) |
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[9]
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その他(重金属の水銀・カドミウム・鉛など) |
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[10]
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他に疑われている物質(ホルモン剤や化粧品に含まれる成分) |

このように,私たちの生活の中には,さまざまな形でこの「内分泌撹乱物質」が関わってきているのです。
●内分泌系は神経系や免疫系とともに,カラダが健康で有るための制御を行っている有機的なシステムです。この制御にとって大切な内分泌系ホルモンは,内分泌腺から血液中に放出され生殖を含むさまざまな機能を調節しています。
主な内分泌腺は,視床下部,脳下垂体,甲状腺,膵臓,副腎,男女の生殖器(睾丸と卵巣)にあります。
この正常な働きが阻害されると,生殖器官形成の障害や子宮内膜症,乳ガン,その他の生殖系のガン,脳神経系および行動の障害などを引き起こすと考えられています。
●このような理由から不妊でありながら,その原因がわからない方,子宮内膜症の方,習慣流産の方,精子数が減少されている方,甲状腺ホルモン異常の方,アトピー性皮膚炎の方などは内分泌撹乱物質の影響かどうかを疑ってみることが必要です。
特に習慣流産になる方は,ホルモンが体内で撹乱され異変が起きている確率が高いと考えられます。
卵子は,射精後30分から3時間後に受精,約3日半で輸卵管を移動し,7〜9日目に子宮内に着床します。通常,ここでの受精卵の生存率は約50%,その後5〜8週目に流産する確率は約10〜20%あるといわれています。
特に3〜12週目頃は,重要な諸器官が活発につくり始められる時期であり,化学物質等(含薬物・アルコール・喫煙)による影響を胎児は受けやすく,また,その時期に関係する奇形を誘発する危険が高いのです。
内分泌撹乱物質の生殖毒を排泄する手立て
いくら生活環境や食材に注意をはらっても,カラダに入ってくる内分泌撹乱物質の生殖毒すべてを取り除くことは不可能です。通常,カラダに入ってしまった様々な毒類は脂肪に蓄積され,その五割ほどが自然排泄されるのに,5〜10年かかるといったデータが発表されています。
しかし,心配しないで下さい。カラダに入った毒類は,次の食べものによって排泄させる手立てがあります。
1.吸着し排泄させる食物繊維
▼食物繊維の吸着率
| 01. |
米ぬか繊維 |
86.6% |
| 02. |
そば繊維 |
71.9% |
| 03. |
ほうれん草繊維 |
71.6% |
| 04. |
大根の葉繊維 |
70.2% |
| 05. |
ごぼう繊維 |
53.8% |
| 06. |
キャベツ繊維 |
52.5% |
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| 07. |
はくさい繊維 |
51.6% |
| 08. |
大豆繊維 |
49.1% |
| 09. |
大麦繊維 |
47.8% |
| 10. |
大根の根繊維 |
44.8% |
| 11. |
コーン繊維 |
42.2% |
| 12. |
にんじん繊維 |
38.7% |
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特に緑黄色野菜や海藻類などに含まれる葉緑素は,それ自体にスカベンジャー効果といって体内の掃除をする効果があり,有害物質全般の排泄効果は,食物繊維より強いことがわかっています。
2.腎臓の機能を促進させ排泄させる食べもの
腎臓(じんぞう)は「肝腎要」(かんじんかなめ)とも書くように,肝臓(かんぞう)にならぶ重要な臓器です。

| 腎臓の数 |
2つ |
| 平均的大きさ |
縦12cm 横6cm |
| 腎臓の位置 |
胃の裏側あたり |
| 腎臓の役割 |
| 1. |
代謝老廃物や薬物,毒素を除去する解毒の作用 |
| 2. |
体内の水分量調節とその成分のバランスを保つ |
| 3. |
ホルモン(レニンやエリスロポエチンなど)を分泌 |
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腎臓にダメージがあると,次のような症状がでてきますので自己チェックしてみて下さい。
(2つで黄信号,4つ以上は赤信号!) |
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腎臓に障害があると,カラダに必要なタンパク質が尿中に排泄されてしまいます。これを「タンパク尿」といいます。このタンパク尿がでてきますと泡立ちが多くなり,なかなか消えません。
一般的なチェック方法は,尿をコップに入れ泡立ちがあるかどうかを確認します。その泡が30秒以上消えない状態が「何日も続く」と,腎臓は危険な状態になっていると考えられます。
腎臓は他の臓器と違って一度悪くしてしまうと,二度と回復しませんので十分注意して下さい。
(注意)
朝起きた時,風邪をひいて寝込んだ時,激しい運動をした後など疲労が続いた時に出るタンパク尿は,起立性タンパク尿といって一時的なものですので心配は要りません。
3.腎臓を元気にさせる食べもの
| 1. |
海藻類 |
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特にアルカリ度の強い食べ物が海藻類です。色に深みがあり,身のきめが細かいものを選択されると良いでしょう。
推薦:ひじき,ワカメ,昆布,海苔など
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| 2. |
貝類 |
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利尿作用やむくみをとる効果もあり,腎臓によいとされる亜鉛も多く含まれていますので,海藻類とともに味噌汁に入れ摂られることをおすすめします。
推薦:しじみ・あさり
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| 3. |
梅干 |
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アルカリ性食品の定番である梅干は,血液の浄化作用や解毒作用が強く,さらには胃腸の働きを活発にして便秘や下痢を防ぎます。また,食欲増進にと良い事ずくめです。無農薬で無添加のものをできるだけ選択ください。
推薦:自然塩で漬けた梅干
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| 4. |
発酵食品 |
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発酵食品の種類によって,菌種は違っています。特に不妊に良いとされる菌は,納豆にいる納豆菌と,京都の伝統的な漬物である「生しば漬け」や「すぐき」などの「植物性乳酸菌」です。健康に近い体質の方は,「納豆菌」病弱な体質だと思われる方は「植物性乳酸菌」が適しています。どちらも,1日小茶碗に半分ほど摂れば十分ですが,これらの菌は腸内にほとんど定着しませんので,毎日摂取することが大切です。自然熟成のものを選択ください。
推薦:味噌,醤油,酢,納豆,漬物,キムチなど |
結論
結論として,内分泌撹乱物質の混入されているものをできるだけ避け,食事においては穀物を主食に,おかずには根菜類の煮物に菜っ葉のおひたし,豆腐や海藻の味噌汁,納豆や漬物などの純粋な日本の伝統的料理をいただくことが,身体をまもることに繋がるでしょう。
食事に気を使いたいけれども,なかなかできないといわれる方は,腎臓機能を高め,内分泌撹乱物質の毒素を吸着・排出させるサプリメントのロングセラー商品「ベジラクトE」の愛用をおすすめします。
強力な乳酸菌と葉緑素が含有されています。
詳しくは次のページをご覧ください。
http://www.dite.co.jp/shop/supple/vegi.shtml
おわりに
本文の内分泌撹乱物質のくだりは,事前回避が大切であるという観点から将来をみつめた仮説において執筆しました。
内分泌系の中でも,性ホルモン系と甲状腺ホルモン系,副腎皮質ホルモン系の関与関係,さらには内分泌系と神経系,免疫系との相互関係を分子レベルで明らかにしない限り,内分泌撹乱物質の明確な答えは明らかにされないでしょう。
しかし,現代科学の力をもってすれば検証できるはずです。このことを知る環境科学の権威たちは,密かに内分泌撹乱物質のことを危惧し回避している人が多いのです。 |
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